肺がんの症状と治療

肺がんは、胃がんに次いで多いがんであり、近年激増しているがんの一つでもあります。肺がんによる死亡者数は全がんの中で最も多くなっています。今後も当分の間は肺がんはがん死亡の1位を占めると考えられています。
肺がんは40歳代から現われ始め、喫煙歴がある50歳代のグループにもっとも多く見られますが、60歳を超えるグループで急速に増加しています。
また、肺がん患者の男女比は3対1で、男性の方が女性よりも圧倒的に多く発病しています。
肺がんの中で、気管に近い部分にできるがんは、多くの場合、咳や痰といった自覚症状によって発見されます。
一方、それより先の肺胞までの広い部分にできたがんは、初期には自覚症状がないことがほとんどですが、胸部X線撮影によって発見されることが多いという特徴があるので、定期的な検診が大切です。
肺がんは、がん細胞の形により、“非小細胞がん”と“小細胞がん”に大きく分けられ、治療法もそれぞれで異なります。
非小細胞がんの治療は一般的に手術が行なわれます。肺を切り取ったときに残る予定の肺機能が悪いと手術ができないこともあります。一方、悪性度の高い小細胞がんの場合は、化学療法と放射線療法を組み合わせての治療が中心となります。
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